体にやさしい厳選した自然素材
本物の無垢の木をはじめとした自然素材は、住む人に優しく、とても心地よいものです。
本物にこだわり、厳選した素材を適材適所に使用した家づくりをご提案をしています。
【 目 次 】
▶天然木外壁材ウィルウォール(外壁) | ▶無垢フローリング |
▶すっぴんクロス(内装壁・天井) | ▶土佐和紙(内装壁・天井) |
❏天然木外壁材ウィルウォール(外装壁)
ウィルウォールには、樹齢何十年、何百年を経た高級材「ウェスタンレッドシダー(米杉)」を使用しています(100%天然木)。
木目は均一で美しく、暖みのある色合いが特徴です。
日本名は米杉ですが、杉の仲間ではなくヒノキ科(ネズコ科)であるため、屋外で塗装せずにそのまま使える数少ない樹種の一つでもあり、厳しい環境下でも優れた耐久性を発揮します。
天然木なのに火災でも炎が燃え広がらない!
ウィルウォールは100%天然木から作られていますが、木に発泡性の薬剤を注入することにより、炎があたると浸透している薬剤が泡のように表面から出てきて、それが特殊な炭化層をつくり燃え広がりを防ぎます。
もちろん、風雨にさらされても防火性能が劣化することはありません。
アメリカでUL790(屋外にサンプルを設置し、実際の天候の影響を見る)という厳しい試験も合格し基材が残っている限り防火性能は劣化しないことが証明されています。
天然木って反ったり割れたりしないの
天然木は呼吸していますので、どうしても反り、割れなどが発生します。
しかし、ウェスタンレッドシダーは針葉樹の中で最も寸法安定性に優れていますので、濡れたり乾いたりを繰り返しても、寸法の変化が小さく収縮率が低いため、反り割れなどが起こりにくいです。
外観上どうしても気になるのであれば、部分的な張替えなどのメンテナンスも可能です。
また、ヒノキ科に属しているので、ヒノキと同等の「腐りにくさ」「害虫に対する強さ」を持っています。
経年変化、メンテナンスが大変では?
「経年変化」=「劣化」ではありません。天然木の最大のメリットは「経年美」です。
ウェスタンレッドシダーは、木肌の美しい赤茶から、ダークグレー、そしてシルバーグレーへ退色していきます。
新築時の美しさから、5年・10年・20年と時を経るたびに味わい深さを増して、ますます美しくなっていきます。
この風化の味わいが、ウェスタンレッドシダーが選ばれている理由の一つです。
メンテンナスは、とても簡単です。防腐性、防蟻性の高い材種ですから、経年変化でグレーに退色する表情を楽しむのならメンテナンスの必要はありません。また、色の変化、反りや割れが気になる場合は、何度でも再塗装や部分交換も可能です。
「自由に、長期間、違和感なくメンテンナスし続けられる。」この点は、一般的なサイディングとは大きく違う点なのです。
また、形状は北米で何百年と続いている伝統的な形状ばかりですから安心です。数年で「型遅れ」になってしまう工業製品とは違い長く住むほどに愛着がわき、20年後30年後の我が家がどう味わい深く変わって行くのか、楽しみになっていくことではないでしょうか。
建築してから10年後、何もメンテナンスしなければ、懸念変化による経年美が楽しめます。また、洗浄し塗装をして外観の雰囲気を変えることも可能です。
保温、断熱性能がとても高い
木は「断熱性」に優れています。例えば直射日光に当たると、コンクリートや鉄は熱を貯めて(蓄熱)しまいます。触ると熱くなっていることがわかるでしょう。ところが「木」は、ほとんど蓄熱せず、触ってもさほど温度が変わりません。
これは、木が熱を伝えにくい性質を持っているからです。(熱伝導率が0.0918ととても低い)
木は、コンクリートの20倍、鉄の1000倍の断熱性能が高いので、木の外壁は「畜熱」しないことにより省エネルギー効果を発揮します。
❏無垢フローリングピノアース(内装床)
無垢材の魅力を十二分に味わえるよう、無垢一枚物で贅沢に仕上げました。
表面は木の素材感が感じられるように、木目の部分を立体的に浮き立たせた「うづくり加工」で仕上げてあり、無垢材ならではの風合いが楽しめます。また、傷がついても目立ちにくく、適度にすべりにくい仕様で、長い間安全、安心にお使い頂けます。
無垢材ならではの柔らかさ、優しい踏み心地は、私たち日本人の足にぴったりです。
ぜひ「素足」でその感触を楽しんで下さい。
❏無垢フローリングチェリー(内装床)
日本を象徴する木として広く愛されるチェリーはその花を連想させる方が多い樹種ですが、木そのものも非常に硬質で、上品なピンク色をする高級材であることから、多岐に渡って利用されております。
その花びらを連想させる、白とピンクのコントラストが華やかな空間を演出するフローリングです。
❏無垢フローリングバーチ(内装床)
緻密な木目と、光沢のある木目が美しいバーチ。きめが細かいため肌触りが良く、傷や水にも強いという特徴があります。はっきりとした濃淡ながらも表情が落ち着いているため、空間をシンプルにまとめたい時にも、アクセントをつけたい時にも活躍します。
テイストやシーンによってお選びください。
❏すっぴんクロス(内装壁・天井)
壁紙のことを「クロス」と言いますが、今ではすっかりビニールクロス主流になり当たり前になりました。
しかし、クロスは英語で「cloth(布)」のことなので、布クロスが本物なんです。
ホテルの結婚式場など、ちゃんとした場所は、今でも「布クロス」が使われています。
だから、今でも高級住宅には「布クロス」が貼られるのです。
本物の良さがわかってしまうと、今まで普通だと思っていたことが、実は普通では無かったことに気づかれると思います。
ぜひ布クロスならではの、その自然素材の優しい手触りと、織物の風合いを感じて下さい。
呼吸します
自然素材の「布」で出来ているので、呼吸します。
部屋の湿気を調整してくれる働きがあるので、お部屋の空気を快適にしてくれます。
拭き掃除は不要です
実はすっぴんクロスは、拭き掃除ができません。
でも安心して下さい、静電気が発生しないのでホコリやヤニがつきにくく、そもそもお掃除の必要が無いのです。
もし汚してしまっても、時間の経過とともに目立たなくなります。それが自然素材の良いところです。
壁はあまりお掃除をする場所でないですから、汚れにくいのが一番です。
とても丈夫です
カバンを引っ掛けてもやぶれません、大丈夫です。
しっかりと織り込んでいますから、鋭利なものでひっかけない限りポロポロとほつれてくることはありません。逆に、男性が力いっぱい引っ張ってもやぶれません。
もし、ビニールクロスだったら、簡単に手でちぎれてしまいます。
この耐久性の違いも布クロスの特徴の一つです。
すっぴんクロスは、全9種類30色
すっぴんクロスは、シリーズによって素材の特性が違います。
自然派志向の強い方におすすめの「ナチュラルシリーズ」や、オーガニックコットンでできている「オーガニックシリーズ」。布なのに撥水性があり濡れても安心な「パウダールームシリーズ」、少々の汚れなら目立たない柄の「キッズシリーズ」など、お部屋の雰囲気や用途に合わせて選べます。
ナチュラル
オーガニック
パウダールーム
キッズ
❏土佐和紙(内装壁・天井)
土佐和紙を代表する「典具帖紙」、「清帳紙」は、昭和51年に国の無形文化財に定められ、とても歴史のある和紙の産地として有名です。
この壁紙は、木材パルプ、ケナフ、椿、みつまた、がんぴ等の天然素材できておりすべて高知県内で生産されたものを使用しています。
自然の植物を原料としているので身体に優しく害がなく、燃やしても有害物質が出ないので地球環境に優しいエコな建材です。
和紙壁紙の優れた特性
和紙壁紙はその独特の風合いだけでなく、機能面においても優れた特性を持っています。
〈調湿効果〉紙は木材と同じで呼吸しています。湿度の高い時は湿気を吸収し、乾燥したときには蓄えていた湿気を放出しますので夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
〈調光効果〉無作為に並んだ繊維が光を乱反射させるので、照明の灯りや日光もとても柔らかく感じます。この効果が注目された和紙製のランプシェードなどにも良く使われています。
〈保温効果〉本来紙が持つ性質として保温効果があります。しかも和紙の場合は洋紙より繊維の隙間が大きいため保温効果も抜群です。
〈吸音効果〉光と同じように、音も分散・乱反射しますので、耳障りが柔らかくなるだけでなく部屋からもれる音も軽減できます。
ビニールクロスは、新築時が一番美しく、時間が経つにほどに汚れていくのに対して、和紙は時間がたつ程に風合いが良くなっていくのが魅力です(無垢の木が古くなるほど味が出てくるのと同じです)。
暮らしと共に変わっていく和紙ならではの表情が楽しめます。
和紙に、光触媒(酸化チタン)を織り込んでいますので、ホルムアルデヒドや、アンモニア臭を分解、除去し大腸菌、黄色ブドウ球菌等の滅菌効果もあります。
人は、人生の80%の時間を室内で過ごすと言われています。
合板のフローリングとビニールクロスで囲まれて過ごすのと、無垢フローリングと自然素材の壁材に囲まれて過ごすのではどちらが健康で暮らせるでしょうか。
家が欲しいけど何から手を付けて良いのかわからない!工藤工務店が一緒にお手伝します。
家づくりで失敗や後悔をしないためにまず始めに資料をご請求下さい。
(電話や訪問による営業は一切おこなっておりません。)
会社案内や施工事例集、家づくりについて紹介した手作り小冊子や間取り集など、参考にして頂ける資料をご用意しております。