住宅専門用語
住宅専門用語(あ・か行)
IHクッキングヒーター
ガラスプレ-ト下の磁気発生コイルに電気を流し、発生させた磁力線が、鉄製の鍋自体に「うず電流」を生じ鍋自体を発熱させる電磁調理器のことです。
ガスコンロのような燃焼式ではないので炎や調理器自身が熱を持つことはありません。
上がり框(あがりがまち)
日本の住宅では土足と上履きと履物を履き替える習慣があるので、玄関の土間床と上がり口の間に段差があります。
その段差の高い床の末端部分に取り付ける化粧材の横木のことを上がり框といいます。
アプローチ
道路や門(敷地の入口)から、建物の玄関までの通路のことをいいます。
インナーガレージ
建物の中にある車庫のことです。
ビルトインガレージともいいます。車を盗難や雨・雪などから守ったり、「アウトドアリビング」としての使い方もできます。
また、悪天候の時に車から直接家の中へと移動できるのも インナーガレージの魅力です。
ウォークインクローゼット
中に歩いて入ることのできる部屋型の大型収納スペースのことです。
作り付けの棚やハンガーパイプを付けて、主に洋服の収納として利用することが一般的です。
ウッドデッキ
住まいの屋外に設けられた、木製のベランダのことです。リビングなどと連続したつくりとなっていることが多く、お茶を飲んだりバーベキューなどの食事をしたり、アウトドアリビング的な場所として使用されます。
エクステリア
外壁や庭などの住宅の外側全体を表す意味の言葉で、「インテリア」の対義語です。門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど、住宅の外まわりの設備も意味します。
S型瓦(えすかたがわら)
洋風瓦の代表的なものです。
スペイン瓦(スパニッシュ瓦)を原型としていて、上丸瓦と下丸瓦が分離した2ピースタイプのスペイン瓦に対して、S型瓦は上丸瓦と下丸瓦が一体となった一枚の瓦で構成されています。
FL
建築物の各階における床の高さを指します。FloorLevelの略です。
LDK
リビング・ダイニング・キッチン(Living・Dining・Kitchen)の略です。
リビングは居間スペース、ダイニングは食卓スペース、キッチンは台所スペースを指します。
例えば「4LDK」とは、4部屋+LDKという間取りを意味します。
縁甲板(えんこういた)
主に和風建築の縁側や廊下などの床材に用いる小幅の長尺板の事です。
幅8㎝から12㎝で厚さ12㎜から15㎜程度の床材で一方の板の側面に彫った溝に他方の板に作った突起を差し込む加工がされています。そのため、施工した時に釘が見えない仕上がりになります。
一般的なフローリングも施工の仕方は同じです。
オーニング
窓の上部に取り付け、ロ-ル式に畳まれた物を手動や電動で前面にはりださせ、日差しを自由にコントロールする、テント生地の日よけ・庇(ひさし)のことです。
ヨーロッパでは古くから親しまれています。
オーバーハング
建物の上階が下階よりせり出している形のことです。
せり出した部分全体はキャンティと呼ばれ、居室やベランダとして使用されることが多いです。
オール電化
住宅の給湯、調理、冷暖房、空調などの設備をすべて電気使用することをいいます。
給湯などは、低コストの深夜料金を利用します。
大壁(おおかべ)
木造建築で、柱が見えないように仕上げた壁のことです。
壁厚が大きくとれるため、壁内部に補強や、断熱、遮音の処理をしやすいメリットがあります。
軽量鉄骨組構造や2×4工法も大壁構造といわれます。
大屋根(おおやね)
一つの屋根を、複数の階にかけたものをいいます。
屋根裏に空間が広く取れ、収納にしたり、下の階の天井を吹き抜けにしたりという室内空間の演出に利用されます。
踊り場(おどりば)
階段の途中に設ける、平坦なスペースのことです。
転落防止や小休止、階段の方向転換などの役割があります。
親子戸・親子ドア(おやこど・おやこどあ)
幅の違う左右2枚の戸が観音開きになっているもののことをいいます。玄関などに多く見られます。
通常は大きい幅の戸のみ使用し、必要な時に小さな戸を開けると、開口部を大きくできて大型の家具など出し入れするのに便利です。
折戸(おれど)
開いたときに、折りたたむ形になる戸のことをいいます。開閉時にスペースがあまり必要でない場所(浴室やクローゼットなど)に使われています。
カップボード
食器類や食料品などを収納するための扉が付いた食器棚のことです。
一般的にキッチンで使用する食器棚のことを指します。
勝手口(かってぐち)
キッチンやユーティリティーなどの近くに設けられた、主に家事仕事のために用いられる出入り口のことです。
片流れ屋根(かたながれやね)
屋根形状のひとつで、一面の屋根で一方向に傾斜させた形状のことです。
笠木・笠置(かさぎ)
立ち上がり壁(パラペット)、手すりなどの上部に、雨などの侵入を防ぐためにかぶせられる仕上げ材のことです。
カーポート
駐車スペースに屋根と柱を設置固定したものを指します。
カーテンボックス
カーテンレールを隠すために、カーテンの上部に取り付ける箱状ものを指します。
壁に取り付けるタイプと天井に埋め込むタイプがあります。
矩計図(かなばかりず)
建物の垂直方向の断面をあらわした詳細な図面のことです。断面図のさらに詳細なものです。
建物の主要な部分の高さや寸法、構造材や仕上げ材などの指示や収まりの詳細が表されています。
ガラスブロック
ガラスでできた中が空洞の直方体・立方体の建築用素材のことです。 普通のガラスより断熱性や遮音性に優れ、建物の壁面や仕切りなどに 利用されます。
間接照明(かんせつしょうめい)
照明器具から直接光を当てず、一度壁や天井に反射させる照明法です。柔らかな雰囲気になります。
外構(がいこう)
敷地内の建物周囲の構造物全体を指します。塀、門、垣根、車庫や、植栽なども含まれます。エクステリアと同義語です。
ガルバニュウム鋼板(がるばりうむこうはん)
アルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板で、通常の鋼板に比べ3?6倍の耐久性を誇ります。
住宅では外装材(サイディング)として使用されることが多いです。
Q値(きゅうち)
建物全体の断熱性能をあらわします。「熱損失係数」といい、断熱性能を表す指標です。
この数値が低いほど高断熱で省エネ効果があります。
クロス
壁や天井に張る内装材のことをいいます。主にビニール製が多く、他に紙や布製もあります。
クローゼット
居室に設置される収納のことを指します。
主に洋服類の収納として内部にハンガーパイプを取り付けるのが一般的です。
蹴上げ(けあげ)
階段1段の高さのことを指します。建築基準法では21㎝以上で23㎝以下と規定されています。
階段の足が乗る水平面を踏み面(ふみづら)と呼び、垂直の部分を蹴込み(けこみ)と呼びます。
珪藻土(けいそうど)
植物性プランクトンの一種である珪藻の殻の化石でできた土のことです。調湿性や断熱性、遮音性、脱臭性などに優れているため、内外装に使用されています。
結露(けつろ)
空気中に含まれている水分が、冷やされた建物の内部や壁面、窓ガラスなどに触れて水滴となり付着することです。
建築確認申請(けんちくかくにんしんせい)
建物を建築する場合に、その計画が建築基準法、その他関連法規等に適合するものかどうかについて、都道府県または市区町村の建築主事のほか、民間機関である指定確認検査機関に申請することです。
建築条件付き土地(けんちくじょうけんつきとち)
その土地に家を建てる施工業者があらかじめ決まっている土地のことです。
建築請負契約までの期限も決まっています。
建築面積(けんちくめんせき)
建物を真上から見た時の外壁や、柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積(建物の真上から光を当てた時に地盤面に影となって映る部分の面積)のことです。
最も大きい階の面積となり、地階を除き1階の面積になりますが、1階より2階の面積が大きい建物の場合は、2階を地面に投影した面積となります。
建ぺい率(けんぺいりつ)
住宅の規模(広さ)に対する規制を示す基準のひとつです。敷地面積に対する「建築面積」の割合のことで、用途地域と都市計画の指定によって上限が定められています。
勾配天井(こうばいてんじょう)
傾斜した天井のことです。屋根の形状等の理由により、やむをえない場合もありますが、天井が高くなることで開放的な空間を演出できます。
腰板(こしいた)
壁に、床から90cm程度の高さに貼る木製の内装材のことです。 装飾的な意味と、傷つきやすく汚れやすい壁下を保護する働きが あります。
腰壁(こしかべ)
室内の壁を作る際に、床から90cm程度までを板材やタイルなどで仕上げた壁のことです。
装飾的な意味と、傷つきやすく汚れやすい壁下を保護する働きがあります。
小屋裏(こやうら)
住宅の天井と屋根の間にできる空間のことです。
収納スペースやロフトとして空間利用されることも多いですが、 小屋裏は熱気が家の中で一番滞留するところなので換気計画が重要になります。
コロニアル
石綿スレート屋根材のことを指します。
本来は(株)クボタの商品名ですが、最も普及していることにより石綿スレート屋根材を代表する名称として広く使われています。
コロニアルは耐候性に優れているのに加え、軽量のため、耐震性にも効果を発揮します。
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